私の身の回りでライラ観に行った人が3人ほどいるのですが
・原作知らないけど面白かった!…2名
・原作知らなくてついていけなかった…1名
という具合に分かれています。
そして原作知ってる私は「…が、がんばれ!」という感じです。
「知ってるからついていけるけど、知らない人には辛いよな」という、小説映画化の際にありがちな展開。
セラフィナの扱いとか特に。
セラフィナというか、魔女に関しての説明がほとんどなされていないっていうね。
セラフィナ個人が協力する理由は本編で出てくるもので良いと思うんですけど、なら何で他の魔女たちも子供救出に協力するのかとか説明なし。
結局ライラが特別な子供だから、という漠然とした理由ぐらいしかないような…。
まぁいいか。
迫力あったしスピード感も良かったし、面白いんですけどね!
スピード感ありすぎぐらいの勢いですけどね!
場面切り替えが早すぎるんですよ、多分…。
あとやっぱり原作知ってる人はほとんど突っ込むであろうエンディング。
そ、
そこで終わっちゃうのか!売れなかったら続編作らない的な、打ち切りっぽい終わり方!
いや、さすがにそれは無いと思いますが。
これ続編でどう繋ぐんだろう…そしてどう終わらせるんだろう…いや、終わりは多分今回と似たような感じになりそうですが。
とりあえず動くイオレクを観れたのは嬉しかったですね!
あとジプシャンが渋くて格好良かった…。
子供助けに突撃してくるシーンが一番印象に残っているのは何故でしょうか。
鳥肌立ちました。よく分かりませんが。
想像以上にジプシャンのおっさん達が素敵過ぎたからかな!
あのスパイフライを素早くとっ捕まえたファーダー・コーラムがツボで仕方がありません。
特に眼鏡装備時!!これに惚れずしてどうするというのか!
素敵過ぎる素敵過ぎる。
ていうか美味しいな、ファーダー・コーラム!
とりあえずキャラ的には良いですが、映画の作品としてはどうかな…という評価で。
自分の中でどれだけ補えるかが楽しめるかどうかの鍵になると思います。
ファンタジーだし児童文学だし、で流す手もありかも知れませんが、原作派としては「そんなのライラじゃない!」と言いたくなるのでお勧めはしません(笑)
良い意味でもっと重いんですよ!原作は!!
個人的には「ライラの冒険」のイメージが映画の作品だけで決められるのはちょっと頂けませんね…。
CG綺麗だから、そういう面では良いかもしれないですけど!
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